番号
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日付
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タイトル
|
時間
|
作者
|
朗読
|
mp3
Kbps
|
media
|
備考
|
1
|
20030112 |
人間椅子 |
39:52 |
江戸川 乱歩 |
小野 卓司 |
80
|
-
|
MOMO-CHAさんより頂きました
〜ちくま文庫「江戸川乱歩全短篇3」に所収〜 |
2
|
20070311 |
走れメロス |
39:40 |
太宰 治 |
青木 裕子 |
128
|
MD
|
アンコール(2005.06.19)
新潮文庫 |
3
|
20070401 |
コーヒー党奇談 |
39:55 |
阿刀田 高 |
小野 卓司 |
128
|
MD
|
講談社文庫「コーヒー党奇談」 |
4
|
20070415 |
杜子春 |
39:59 |
芥川 龍之介 |
青木 裕子 |
64
|
IC
|
日本や外国の古典文学に精通していた芥川龍之介が、中国・唐の説話集を基に書いた「杜子春」。一文無しになった杜子春の前に不思議な老人が現れるところから、物語は始まります。 |
5
|
20070415 |
杜子春 |
39:58 |
芥川 龍之介 |
青木 裕子 |
128
|
MD
|
同上 |
6
|
20070429 |
樹の声 |
39:58 |
内海 隆一郎 |
斎 康敬 |
128
|
MD
|
◆アンコール(2006.05.21)
◆集英社「魚の声」
◆町医者の倉田は、四十二歳。十九年ぶりに、ブラジルから幼なじみの良介が帰ってきました。良介を診察した倉田は、彼の身体に何やら異変が起きているのを感じます。
|
7
|
20070506 |
山桜 |
39:56 |
藤沢 周平 |
長谷川 勝彦 |
64
|
IC
|
◆新潮文庫「時雨みち」
◆ひとは時に、もしかしたら別の道を歩いていたかもしれない自分を思い描くことがあります。この「山桜」という作品では、夫と折り合いが悪く、結局里に帰ってきた若い女性の、揺れ動く心が描かれます。 |
8
|
20070506 |
山桜 |
40:00 |
藤沢 周平 |
長谷川 勝彦 |
341
|
MD-E
|
同上 (音質補正) |
9
|
20070506 |
山桜 |
40:00 |
藤沢 周平 |
長谷川 勝彦 |
341
|
MD-E弱
|
同上 (音質補正 弱) |
10
|
20070506 |
山桜 |
40:00 |
藤沢 周平 |
長谷川 勝彦 |
128
|
MD
|
同上 |
11
|
20070513 |
ローマンホリデイ |
39:55 |
石田 衣良 |
山田 敦子 |
64
|
IC
|
◆集英社文庫「スローグッドバイ」
◆「私と『ローマの休日』をしませんか?」 孤独な夜に覗いたインターネットの掲示板に張り出された、一行だけのメッセージ。
そこから、ハウスメーカーの営業マン 黒須瑞樹の物語が始まります。
|
12
|
20070513 |
ローマンホリデイ |
39:53 |
石田 衣良 |
山田 敦子 |
128
|
MD
|
同上 |
13
|
20070520 |
田蔵田半右衛門 |
39:54 |
乙川 優三郎 |
富本 修志 |
64
|
IC
|
◆集英社文庫「武家用心集」
◆「おろか者」という意味で「田蔵田」と呼ばれる男の物語。ある事件に巻き込まれたことから処分を受け、役目降格、不名誉なあだ名をつけられてひっそりと暮らす倉田半右衛門。そんな彼に、ある日、家老を暗殺するという大役が持ちかけられます。汚名を晴らす絶好の機会になるのか、それとも・・・?
◆武家社会に題材をとり、藩内の勢力争いに翻弄されながら、誠を尽くして、まっとうな道を歩もうとする男を描く。
|
14
|
20070520 |
田蔵田半右衛門 |
39:56 |
乙川 優三郎 |
富本 修志 |
128
|
MD
|
同上 |
15
|
20070527 |
中国野菜の育て方 |
39:50 |
小川洋子 |
石井 麻由子 |
128
|
MD
|
◆アンコール(2007.02.04)
◆新潮文庫「まぶた」
◆カレンダーの12日にくっきり書かれた、丸印。「わたし」も夫も、心当たりがありません。その日に訪ねてきた人は……。
|
16
|
20070527 |
中国野菜の育て方 |
10:02 |
小川 洋子 |
石井 麻由子 |
64
|
IC
|
同上 (最後10分) |
17
|
20070603 |
かどわかし |
39:54 |
宮部 みゆき |
迎 康子 |
64
|
IC
|
◆新潮文庫「堪忍箱」
◆もしも突然、知らない子どもから、「自分をさらってくれ」と頼ま れたら・・・?幼いながらも率直な気持ちをぶつける子ども、家業
と育児のはざまで揺れ動く母親、そして、妙なきっかけからこの親 子とかかわってしまった男。この三人が複雑にからみあい、物語は
意外な展開を見せます。
|
18
|
20070603 |
かどわかし |
39:56 |
宮部 みゆき |
迎 康子 |
128
|
MD
|
同上 |
19
|
20070610 |
よだかの星、他 |
39:50 |
宮沢賢治 |
久保田 茂
佐藤 龍文
松村 正代 |
128
|
MD
|
◆童心社「星の童話集」
◆岩手県生まれの宮沢賢治の童話と詩を、同県出身の3人のアナウンサーが岩手弁で朗読する。みにくいことでいじめられる鳥よだかの物語と、若くして亡くなった賢治の妹・とし子への思いが溢れた詩を三編。 |
20
|
20070610 |
よだかの星、他 |
39:53 |
宮沢 賢治 |
久保田 茂
佐藤 龍文
松村 正代 |
64
|
IC
|
同上 |
21
|
20070610 |
よだかの星、他 |
39:50 |
宮沢 賢治 |
久保田 茂
佐藤 龍文
松村 正代 |
128
|
MD
|
同上 |
22
|
20070617 |
入道雲が消えないように |
39:53 |
豊島 ミホ |
大沼 ひろみ |
64
|
IC
|
海と山、自然いっぱいの中で暮らす元気な少女センリ。でも、体の弱い妹をひとり置いて海に遊びに行くことはできません。夏休み、親戚のお兄ちゃんがやってくる間だけ、思い切り海で遊べるのです。待ちこがれた夏休みが、いよいよやってきました。
|
23
|
20070617 |
入道雲が消えないように |
39:54 |
豊島 ミホ |
大沼 ひろみ |
128
|
MD
|
同上 |
24
|
20070624 |
座敷童子の夏 |
39:51 |
熊谷 達也 |
大出 岳志 |
64
|
IC
|
(頭12分雑音)
◆アンコール「座敷童子の夏」(2006.09.03)
◆小学館「マイ・ホームタウン」
◆舞台は、1967年の古い城下町。小学生の主人公が、夏休み、空き家を探検したことから起こる不思議な体験を描きます。
|
25
|
20070624 |
座敷童子の夏 |
28:04 |
熊谷 達也 |
大出 岳志 |
128
|
MD
|
(頭12分無)
◆同上
|
26
|
20070701 |
事故専務 |
39:59 |
城山 三郎 |
小山 正人 |
96
|
HD
|
(雑音)
◆新潮文庫「総会屋錦城」
◆今年3月に亡くなった城山三郎の作品。主人公は、50歳代のタクシー運転手。会社から、自社のタクシーが交通事故を起こした時に活躍する「特別な役職」として雇われている男の物語です。
|
27
|
20070701 |
事故専務 |
39:53 |
城山 三郎 |
小山 正人 |
64
|
IC
|
◆同上 |
28
|
20070701 |
事故専務 |
39:57 |
城山 三郎 |
小山 正人 |
96
|
MD
|
(雑音)
◆同上
|
29
|
20070708 |
風琴と魚の街 |
40:00 |
林 芙美子 |
青木 裕子 |
96
|
HD
|
少女時代、風琴=アコーディオンを弾きながら行商をしていた両親とともに放浪の旅を続けた林芙美子。その体験を基にした昭和6年の作品で、広島県・瀬戸内海を臨む尾道を舞台に、少女のみずみずしい感性が時代をこえた哀歓を誘います。
|
30
|
20070708 |
風琴と魚の街 |
39:59 |
林 芙美子 |
青木 裕子 |
96
|
MD
|
同上 |
31
|
20070708 |
風琴と魚の町 |
39:53 |
林 芙美子 |
青木 裕子 |
64
|
IC
|
同上 |
32
|
20070805 |
蝶 |
39:58 |
宮本 輝 |
濱中 博久 |
128
|
HD-EQ
|
●(音質補正)
◆アンコール(2006.07.09)
◆文春文庫「星々の悲しみ」
◆舞台は昭和50年代の大阪。電車のガード下にある、「お化け屋敷」と呼ぶ人もいる理髪店をめぐる物語です。このラジオ文芸館「蝶」は、優れた放送作品などに贈られるギャラクシー賞の、2006年度のラジオ部門・選奨に選ばれました。
|
33
|
20070819 |
おじいさんのランプ |
39:59 |
新美 南吉 |
榊 寿之 |
96
|
HD
|
(雑音)
◆アンコール(2006.09.17)
◆「ごんぎつね」と並んで新美南吉の代表作といわれる「おじいさんのランプ」。愛知県の知多半島を舞台に、明治の文明開化の世を生き抜いた主人公・巳之助の波乱の人生を描いています。
|
34 |
20070819 |
おじいさんのランプ |
39:54 |
新美 南吉 |
榊 寿之 |
64
|
IC
|
同上 |
35 |
20070826 |
極楽急行 |
39:59 |
海音寺 潮五郎 |
富本 修志 |
96
|
HD
|
◆アンコール(206.05.28)
◆鎌倉時代の説話にヒントを得て創作された作品。阿弥陀仏との出会いを求めて、ひたすら西を目指す男の姿を描いています。
|
36 |
20070826 |
極楽急行 |
39:53 |
海音寺 潮五郎 |
富本 修志 |
64
|
IC
|
(途中雑音)
同上
|
37 |
20070902 |
うんてんしんとだっこひめ |
39:58 |
川端 裕人 |
堀 伸浩 |
96
|
HD
|
◆文藝春秋「桜川ピクニック」
◆川端裕人の「うんてんしんとだっこひめ」。父親の視点から育児をテーマにした作品。矢島治の妻・侑子は、二人目の子どもの出産を間近に控えているが、妊娠中毒症で入院中。2歳半の長男・大地は、兄になることへの期待と母親が居ないことへの不安で一杯だ。その大地が最近おねだりしているのが「うんてんしんとだっこひめ」。二人めが生まれ、侑子が戻ってきて、大地がとった行動は・・・ |
38 |
20070902 |
うんてんしんとだっこひめ |
39:54 |
川端 裕人 |
堀 伸浩 |
64
|
IC
|
同上 |
39 |
20070909 |
ローマンホリデイ |
39:53 |
石田 衣良 |
山田 敦子 |
64
|
IC
|
◆アンコール(2007.05.13)
◆集英社文庫「スローグッドバイ」
◆メールを介して、孤独な青年、瑞樹と入院生活を送る女性、有希の間に生まれた、心の交流を描いた傑作。「私とローマの休日をしませんか? 有希」メールの掲示板に書き込まれた、短いメッセージ。瑞樹が期待せず書き込んだ返事に打ち返しがあり、イタリア製のスクーターに乗って出かけて行くのだが・・
|
40 |
20070909 |
ローマンホリデイ |
39:56 |
石田 衣良 |
山田 敦子 |
96
|
HD
|
(雑音)
同上
|
41 |
20070916 |
藪の蔭 |
39:59 |
山本 周五郎 |
榊 寿之 |
96
|
HD
|
◆新潮文庫「小説 日本婦道記」
◆山本周五郎が、健気に逞しく生きる女性を主人公に描いた短編集から「藪の蔭」。祝言の夜、夫となる相手は藪の蔭で重傷を負って倒れていた。混乱の中、式を挙げることなく嫁いだ武家の娘・由紀だが、出し抜けに夫から金の工面を頼まれる。それにつづく夫の不可解な行動の数々。人を信じることの難しさ、大切さを描いた作品。
|
42 |
20070916 |
藪の蔭 |
39:56 |
山本 周五郎 |
榊 寿之 |
64
|
IC
|
同上 |
43 |
20071007 |
晴天の万国旗 |
40:00 |
森 浩美 |
結城 さとみ |
96
|
HD
|
◆双葉社「こちらの事情」
◆小学5年生の息子の母「私」は、運動会を目前にして息子が気弱になり、リレーの選手を降りようとしていることに気づく。習い事も次々に挫折し、勉強にもいまひとつの息子にとって、唯一の取り柄が走ること。逃げないで欲しいとの一心から、湯船につかる息子に、ガラス扉を挟んで、「私」は自分の思い出を語り始める・・・
|
44 |
20071014 |
つるのとぶ日、川のほとり、夜のくすのき |
40:00 |
大野 允子
(おおの・みつこ) |
杉浦 圭子 |
96
|
HD
|
◆講談社文庫「ヒロシマの童話−つるのとぶ日」
◆大野 允子(おおの・みつこ)作「つるのとぶ日」ほか。原爆童話集「つるのとぶ日」から、大野允子作の3編「つるのとぶ日」「川のほとり」「夜のくすのき」。平和公園や原爆病院でボランティア活動を続ける少女。原爆が真上で炸裂した建物で働いていた少女。被爆しながら見知らぬ赤子を抱いたまま死んで行った少女。いずれも10代の少女が主人公・・・
|
45 |
20071021 |
最後の一句 |
39:57 |
森 鴎外 |
伊藤 文樹 |
96
|
HD
|
◆新潮文庫「山椒大夫・高瀬舟」
◆海運業を営んでいた桂屋太郎兵衛は海難事故で大きな損失を被った直後、ふとした心の迷いから不正な金を受け取ってしまった。やがて事は露見し入牢、二年後「斬罪に処す」の高札が立つ。死罪の決定を知った家族は嘆き悲しみ、十六才の長女いちは、大きな行動を決意して弟妹に打ち明ける・・・
|
46 |
20071021 |
最後の一句 |
39:51 |
森 鴎外 |
伊藤 文樹 |
64
|
IC
|
同上 |
47 |
20071104 |
時計の傷 |
40:01 |
伊集院 静 |
清水 紀雄 |
96
|
HD
|
◆文藝春秋社「眠る鯉」
◆小山隆三・勢津は、結婚して55年、平凡な老夫婦。二人は一人息子を交通事故で亡くし、遺された男児を養子に迎え育てて来た。その孫が社会人となるのを機会に、隆三は自身が若い頃イギリスで買った腕時計をプレゼントする。その時計にはある傷があった、その傷に秘められたものは・・・
◆内容(「BOOK」データベースより) 父の目の前で自殺した息子。我が子の幻を求めてさすらう父。そこに息子の目に似た一匹の犬が…「ラビット君」、血が繋がっていなくとも祖父は孫に、彼の人生の象徴である傷ついた時計を贈った「時計の傷」、六十数年、胸に秘めていた恋情と美しい鯉との再会が織りなす話「眠る鯉」など、人の想いを彩る七つの短篇集。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 伊集院 静 昭和25(1950)年、山口県生れ。立教大学文学部日本文学科卒業。平成3年、「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。4年、「受け月」で第107回直木賞受賞。6年、「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞、14年、「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
|
48 |
20071104 |
時計の傷 |
39:54 |
伊集院 静 |
清水 紀雄 |
64
|
IC
|
同上 |
49 |
20071111 |
月夜の夢 |
40:04 |
伊藤 桂一 |
富本 修志 |
96
|
HD
|
◆光風社文庫「剣侠しぐれ笠」所収。
◆江戸の庶民の姿を見つめた人情物語。岡場所まがいの店で働く薄幸の女性『おたよ』と恩人を救うため店の金を使い込んでしまった番頭の『利助』は、月夜の晩に大川端で出会う。おたよは身投げを考え、利助は上方への逃亡を考えていたのだが語り合ううちに生きる力を取り戻していく・・
|
50 |
20071111 |
月夜の夢 |
39:52 |
伊藤 桂一 |
富本 修志 |
64
|
IC
|
同上 |
51 |
20071118 |
さかあがりの神様 |
39:51 |
重松 清 |
斎 康敬 |
64
|
IC
|
◆新潮文庫「日曜日の夕刊」
◆主人公の『真一』は、たまの休み、鉄棒の試験を控えた娘『葉子』にさかあがりを教えようと、しばらくぶりに親子の会話を交わす。そこで、これまで気づかなかった娘の成長と悩みに接し、かつて自分も同じような経験をしたことを思い出す。さかあがりが出来ずに落ち込んでいた真一を救ってくれたのは、突然現れた、「神様」だった・・・。
|
52 |
20071118 |
さかあがりの神様 |
39:57 |
重松 清 |
斎 康敬 |
96
|
HD
|
同上 |
53 |
20071125 |
1_銀紙の星 |
14:24 |
石田 衣良 |
中村 淳平 |
96
|
HD
|
◆アンコール(2006.11.19)
◆講談社刊「てのひらの迷路」
◆石田衣良 作「てのひらの迷路」から「銀色の星」「ナンバーズ」「地の精」の3編。
◆1.大学3年の冬、変形七角形の自室に引きこもった『彼』が、一年後財布を握って扉を開けるまでを描いた「銀色の星」。
|
54 |
20071125 |
2_ナンバーズ |
13:12 |
石田 衣良 |
中村 淳平 |
96
|
HD
|
◆2.脳梗塞で集中治療室で眠る母を失うことを受け入れていく『僕』の心情を描いた「ナンバーズ」。
|
55 |
20071125 |
3_地の精 |
12:23 |
石田 衣良 |
中村 淳平 |
96
|
HD
|
◆3.土地を買おうと不動産屋に案内された場所で出てきた小さい男の子が、その土地の精だったというファンタジックな「地の精」。 |
56 |
20071125 |
銀色の星、ナンバーズ、地の精 |
39:53 |
石田 衣良 |
中村 淳平 |
64
|
IC
|
同上1,2,3 |
57 |
20071202 |
高瀬舟 |
39:54 |
森 鴎外 |
二宮 正博 |
64
|
IC
|
◆新潮文庫「山椒大夫・高瀬舟」
◆弟殺しの罪で高瀬舟に乗せられ島流しにされる喜助は、なぜか晴れ晴れとしている。護送役の同心、羽田庄兵衛はそれを不思議に思い聞いてみる。すると喜助は、島送りになったら、食べさせて貰える上にお金まで貰えて有り難いという。彼が犯した罪は、自殺を図って死にきれずにいる弟に手を貸したことだった。
|
58 |
20071202 |
高瀬舟 |
39:58 |
森 鴎外 |
二宮 正博 |
96
|
HD
|
同上 |
59 |
20071209 |
ビリケン |
39:58 |
向田 邦子 |
中川 緑 |
96
|
HD
|
◆新潮文庫「男どき女どき」
◆サラリーマンの石黒は、毎朝駅へ向かう途中、ある果物屋の前を通る。その時店の主人のことが気になって仕方がなかった。石黒がビリケンと名付けたその主人もまた、毎朝ジロリと視線を返すのであった。やがて、ある事件をきっかけに、石黒とビリケンとの間にある関係があることがわかるのだが・・・
|
60 |
20071209 |
ビリケン |
39:54 |
向田 邦子 |
中川 緑 |
64
|
IC
|
同上 |
61 |
20071216 |
「暗泉空談」から、雪の宿り、花の命 |
39:57 |
中村 真一郎 |
長谷川 勝彦 |
96
|
HD
|
◆集英社刊「暗泉空談」所収。
◆中村が70歳の晩年、自由に想像力を遊ばせて著した短編小説の中から、クリスマスシーズンに因み、メルヘンのような味わいを持つ、「暗泉空談」を紹介する。
◆「私」が講演旅行の帰り、毎年夏を過ごすことが習慣になっている高原の避暑地に、真冬にもかかわらず偶然降り立つことから始まる。
|
62 |
20071216 |
「暗泉空談」から、雪の宿り、花の命 |
39:51 |
中村 真一郎 |
長谷川 勝彦 |
64
|
IC
|
同上 |
63 |
20071230 |
水仙月の四日、氷河鼠の毛皮 |
40:01 |
宮沢 賢治 |
青木 裕子 |
96
|
HD
|
◆ちくま文庫「宮沢賢治全集」
◆まもなく冬も終わるという頃、最後の猛吹雪がやって来て、一人の子どもがその吹雪に巻き込まれたことを、宮沢賢治独特の描写で描いた「水仙月の四日」。
◆12月26日の夜ベーリング行きの列車に乗ってイーハトヴを発った人たちが、どんな目にあったかという、ひどい吹雪の描写に始まる「氷河鼠の毛皮」。
|
64 |
20071230 |
水仙月の四日、氷河鼠の毛皮 |
39:55 |
宮沢 賢治 |
青木 裕子 |
64
|
IC
|
同上 |
65 |
20080101 |
田蔵田半右衛門 |
39:51 |
乙川 優三郎 |
富本 修志 |
64
|
IC
|
< 新春“文芸館”セレクション >
◆アンコール(2007.05.20)
◆集英社文庫「武家用心集」所収。
◆武家社会に題材をとり、藩内の勢力争いに翻弄されながら、誠を尽くして、まっとうな道を歩もうとする男を描く。
|
66 |
20080102 |
よだかの星、他 |
39:48 |
宮沢 賢治 |
【語り】
久保田 茂
【朗読】
佐藤 龍文
松村 正代
|
64
|
IC
|
< 新春“文芸館”セレクション >
◆アンコール(2007.06.10)
◆筑摩書房「新・校本 宮沢賢治全集 ほか」所収。
◆みにくいことでいじめられ、よいことをしても嫌われるヨダカ。憎しみや争いの無い平和な世界に行きたいと祈るようになるのだった。
|
67 |
20080103 |
晴天の万国旗 |
39:51 |
森 浩美 |
結城 さとみ |
64
|
IC
|
< 新春“文芸館”セレクション >
◆アンコール(2007.10.07)
◆双葉社「こちらの事情」所収。
◆小学5年生の息子の母「私」は、運動会を目前にして息子が気弱になり、リレーの選手を降りようとしていることに気づく。習い事も次々に挫折し、勉強にもいまひとつの息子にとって、唯一の取り柄が走ること。逃げないで欲しいとの一心から、湯船につかる息子に、ガラス扉を挟んで、「私」は自分の思い出を語り始める・・・
|
68 |
20080106 |
羊の宇宙 |
39:54 |
夢枕 獏 |
大湖 弘之 |
64
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IC
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◆文春文庫「鳥葬の山」所収。
◆世界的に高名な老物理学者が、中国西域を旅する途中でカザフ族の羊飼いの少年と出会う。その少年の宇宙観に興味を持った老物理学者は、少年と会話を始める。羊飼いの少年が繰り出す答えに学者は驚き、やがて新たな理論の可能性を感じてゆく。二人の対話を通じて、宇宙とは何かが新たな視点で語られる。
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69 |
20080106 |
羊の宇宙 |
40:01 |
夢枕 獏 |
大湖 弘之 |
96
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MD
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同上 |
70 |
20080113 |
鬼子母火 |
39:57 |
宮部 みゆき |
伊東 敏恵 |
96
|
HD
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(頭8秒雑音)
◆ 新潮文庫「幻色江戸ごよみ」所収。
◆まもなく新しい年を迎えようという師走の江戸。酒問屋、伊丹屋で明け方小火が起きる。 30年来ずっと店に尽くして来た、奉公頭のおとよと藤兵衛が、出火の原因を探り始めると、そこには思いもよらぬ理由が潜んでいた。時空を超えた、切ない母娘愛を描いた作品。
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71 |
20080113 |
鬼子母火 |
39:52 |
宮部 みゆき |
伊東 敏恵 |
64
|
IC
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同上 |
72 |
20080120 |
夕日へ続く道 |
39:58 |
石田 衣良 |
山田 誠浩 |
96
|
HD
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◆角川書店「約束」
◆不登校中の中学1年、川本雄吾少年は毎日一人で過ごしていた公園で、廃品回収の車の男、八坂源一と知り合う。やがて、八坂の車に乗り廃品回収を手伝うようになり、それを仕事にしていけばよいのではないかとぼんやり考えるようになったのだが、八坂が脳血栓で倒れてしまった・・・
◆角川書店「約束」
--- たくさん泣いて、もういちど歩きだそう−− 池田小学校事件の衝撃から一気呵成に書き上げた表題作はじめ、ささやかで力強い回復・再生のものがたりを描いた必涙の短編集。人生の道程は時としてあまりにもハードだけど、もういちど歩きだす勇気を、この一冊で。
◆かげがえのないものを失くしても、いつか人生に帰るときがくる。 親友を突然うしなった男の子、リストラに晒され、息子に侮蔑されながらも日常に踏みとどまり続ける父、不登校を続ける少女が出会った廃品回収車の老人、女手一つで仕事を抱えながら育てた息子に襲った思いがけない病――苦しみから立ちあがり、もういちど人生を歩きだす人々の姿を鮮やかに切り取った短篇集。たくさん泣いたあとは、あなたの心にも、明日を生きるちいさな勇気が戻っているはず。
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73 |
20080120 |
夕日へ続く道 |
39:52 |
石田 衣良 |
山田 誠浩 |
64
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IC
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同上 |
74 |
20080127 |
ははのてがみ |
39:59 |
高橋 義夫 |
伊藤 文樹 |
96
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HD
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(頭8分30秒雑音)
◆アンコール(2007.02.18)
◆角川春樹事務所刊 時代小説文庫「花ふぶき〜時代小説傑作選」
◆酒の上の喧嘩で父を殺された五郎は、追い求めた「敵」の伊三郎を呼び止め、体当たりのうえ、匕首で腹を深く抉った。奉行所は、死闘と見なし、十九歳の五郎に遠島を申しつける。八丈島での長い生活を支えたものは、ひらがなばかりの母からの手紙であった。二十九年目、五十に手が届こうという五郎についに御赦免状が・・・
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75 |
20080127 |
ははのてがみ |
39:53 |
高橋 義夫 |
伊藤 文樹 |
64
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IC
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同上 |
76 |
20080203 |
寿し辰のいちばん長い日 |
40:01 |
荻原 浩 |
吉岡 大輔 |
96
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HD
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◆光文社「さようなら、そしてこんにちは」
◆嫌味たっぷりの主人と知ったかぶりの常連客のいる寿司屋。そこに入って来た、風変わりな客。その客の正体を巡って店内の二転三転のドタバタが繰り広げられる。最後にニヤリとするオチが待っていた。
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77 |
20080203 |
寿し辰のいちばん長い日 |
39:57 |
荻原 浩 |
吉岡 大輔 |
64
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IC
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同上 |
78 |
20080210 |
左腕とキャッチボール |
40:00 |
谷村 志穂 |
森本 健成 |
96
|
HD
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◆実業之日本社「カーテン」
◆元プロ野球投手の父・昭一が突然、それも孤独な死を遂げる。母との離婚後バラバラになった家族。かつて家族と暮らした父の部屋を片づける娘・涼子は、最後まで一人で暮らしていた父の意外な姿を知ることになるのだった。
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79 |
20080217 |
嘘 |
39:39 |
志水 辰夫 |
曽田 孝 |
96
|
HD
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◆新潮文庫「いまひとたびの」所収
◆常彦の妻・国子は入院中の余命幾ばくもない嫂(あによめ)の世話をしている。嫂の夫はすでになく、一人息子の剛は二年前、常彦の息子・憲一と同じ車に乗っていて、スピードの出し過ぎによる事故で死亡した。息子を失って一人になった嫂はこのことで国子に嫌味を言うのであった。その嫂が亡くなる間際に遺した言葉は・・・
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80 |
20080217 |
嘘 |
39:32 |
志水 辰夫 |
曽田 孝 |
64
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IC
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同上 |
81 |
20080224 |
注文の多い料理店・どんぐりと山猫 |
39:54 |
宮沢 賢治 |
谷地 健吾
阿部 陽子
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64
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IC
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◆アンコール(2007.12.10)
◆三省堂「現代の国語1」・講談社
◆青い鳥文庫「風の又三郎」
◆山奥に狩りに来た二人が迷い込んだ「西洋料理店」。「コートを脱いでください」「靴にブラシをかけてください」・・・扉を開けるたびに次々に指示が書いてあり、なかなか料理にありつけない。二人は指示を「全身にクリームを・・」のあたりで気づきそうなものだが・・
◆他に、「どんぐりと山猫」も。どちらも山猫が登場する、ちょっと 不思議な物語です。
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82 |
20080224 |
注文の多い料理店・どんぐりと山猫 |
40:00 |
宮沢 賢治 |
谷地 健吾
阿部 陽子 |
96
|
HD
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同上 |
83 |
20080302 |
力道山の弟 |
40:00 |
宮本 輝 |
小野塚 康之 |
96
|
HD
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◆文春文庫「真夏の犬」
◆亡き父が世話をしていた悦子という娘が結婚式を挙げる前日、私は父の遺品の中に、子供の頃の思い出の品「力道粉末」を見つける。私は、小学生だったころの転変極まりない生活や、情に脆く一本気だった父の姿に思いをはせる。私は、この力道粉末に当たって下痢をし散々な目に遭ったのだった・・・
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84 |
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力道山の弟 |
39:54 |
宮本 輝 |
小野塚 康之 |
64
|
IC
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同上 |
85 |
20080309 |
メルクの黄金畑 |
40:02 |
高樹 のぶ子 |
青木 裕子 |
96
|
HD
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◆文藝春秋社「Fantasia」所収。
◆主人公は、オーストリアを一人旅している「私」。再訪したいと願っていたメルクの修道院を再び訪れ、図書室に踏み込んだ途端、不思議な老人と出会う。老人は修道院の壁の中から現れた女性と結婚し、その妻は亡くなると再び修道院の壁に帰って行ったと語るのだった。私が老人に誘われるままに連れていかれた先はぶどう畑だった。
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86 |
20080309 |
メルクの黄金畑 |
39:55 |
高樹 のぶ子 |
青木 裕子 |
64
|
IC
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同上 |
87 |
20080316 |
サッポロの光 |
39:58 |
大崎 善生 |
久保田 茂 |
96
|
HD
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◆アンコール(2007.01.28)
◆中央公論新社「別れの後の静かな午後」所収。
◆仕事に追われ忙しい毎日を過ごす主人公が、あるきっかけで、生まれ育ったサッポロでの中学時代を思い出す。当時、サッポロでは冬季オリンピックが開催され、街は活気に溢れ大きく変貌していた。思い出が現実の世界と交錯しながら描かれる。
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88 |
20080316 |
サッポロの光 |
39:52 |
大崎 善生 |
久保田 茂 |
64
|
IC
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同上 |
89 |
20080405 |
朱鷺色の兆 |
39:58 |
朱川 湊人 |
小野 卓司 |
96
|
HD
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◆新潮社「かたみ歌」
◆主人公は、東京下町の商店街にある中古レコード店主。物語は、この店主のモノローグで語られる。彼には不思議な体験があった。死ぬ直前の人は必ずピンク色の何かを身につけているのが彼には見えるのだった。彼はその「死神のサイン」のことを「朱鷺色の兆」と呼ぶようになった。
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90 |
20080412 |
遠ざかる声 |
40:01 |
藤沢 周平 |
富本 修志 |
96
|
HD
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●
◆文春文庫「夜消える」
◆亡き妻との不思議な会話を通して、生き方を見つめてきた男の心の葛藤をユーモラスに描いた作品。呉服屋を営む、喜左衛門は、10年程前に貧しい行商の女房として死んだ妻を哀れに思い、仏壇を前にして亡妻と会話をするのが日課になっていた。その喜左衛門に三度めの縁談が持ち込まれ、亡妻の反応が気になるのだった・・・
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91 |
20080419 |
向島百花譜転生縁起
(むこうじまひゃっかふてんせいえんぎ) |
38:44 |
辻 邦生 |
梅津 正樹 |
64
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IC
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(頭1分強無、雑音)
◆文藝春秋社「江戸切絵図貼交屏風」所収。
◆父親の敵を討つため、都留藩から江戸へ出て来た、雪江と花江姉妹。剣術の稽古を続けている二人は、一枚の絵に目を止めた。そこには、いわくありげな女性、曲芸師・暁大夫が描かれていた…。
◆一枚の美人画が父親の仇討ちへと繋がって行く時代小説。父の仇を討つため江戸に出てきた、雪江と花江は一枚の絵に巡り会う。「槿花一朝」というその絵には、女曲芸師暁大夫が描かれていた。暁大夫には、思い出せない不幸な過去があった・・・
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92 |
20080419 |
向島百花譜転生縁起
(むこうじまひゃっかふてんせいえんぎ) |
39:58 |
辻 邦夫 |
梅津 正樹 |
96
|
HD
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同上 |
93 |
20080428 |
恩を返す話 |
45:00 |
菊池 寛 |
伊藤 健三 |
64
|
IC
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◆アンコール(2006.10.15)
◆新潮文庫「籐十郎の恋・恩讐の彼方に」所収。
◆肥後熊本・細川藩の軍勢は、キリシタンの立てこもる島原・原城に攻め込んだ。腕に自慢の神山甚兵衛は、手柄を立てようと難所を選んで戦うが、兜に敵の一撃を受け、昏倒。その時、窮地を救ったのはライバルの佐原惣八郎だった。神山はいつか佐原に恩返しをしようと思い続けるのだが・・・
以来26年、やっとその時が訪れるが…。
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94 |
20080426 |
恩を返す話 |
39:57 |
菊池 寛 |
伊藤 健三 |
96
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HD
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同上 |
95 |
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96 |
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